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カバー株式会社の海外事業本部。国内にとどまらない部署の環境や、その業務内容とは?

いつもnoteを読んで下さっているみなさん、こんにちは!
カバー株式会社 人事部 兼 採用広報担当の桑江(くわえ)です。

本noteを開設してから、様々な部署についてのインタビュー記事を投稿してきましたが、カバー株式会社にはまだまだ多くの部署が存在しています。

事業だけに注目しても、配信・コンテンツ(ライブ配信)事業、3D配信事業、MD(マーチャンダイジング)事業、プロモーション事業、ライブイベント事業、メタバース事業などなど、自社の事業は多岐にわたります。これらの事業の詳細について1つずつ説明すると、かなりの時間が必要になるほどです。

今回は、海外展開をする際に重要な海外イベントについて注目し、それを取り仕切る海外イベントチームのRさん・Yさんに、また、海外事業本部全体のお話をMさんに聞いてきました。海外イベントをどのような想いで開催しているのか、本部として取り組んでいることや、今後の展望なども含めて、みなさんにお伝えできると嬉しいです。

【海外事業本部:インタビュイー紹介】
Mさん:海外事業本部長
Rさん:海外イベントリード・プロデューサー
Yさん:海外イベントチーム 海外イベント担当


■ 企画から、当日の運営まで

Crunchyroll Expo 2022 (アメリカ)にて

──早速ですが、海外イベント企画チームのお二人の自己紹介と担当業務について教えてください!

Rさん:海外イベント企画チームでは、基本的に海外でのコンベンション出展やイベント参加やアクティベーションなど(ポップアップストア、コラボプロジェクト、その他)の企画が主な業務になっています。もちろん外部のイベントから招待されることもありますし、こちらから開催自体を企画することもあります。

昨年から今年にかけて、ホロライブプロダクションは海外で5000人から16万人規模までのコンベンションに参加しました、ステージイベントの場合はは500人規模のものから2600人キャパの会場まで様々ですが、今年は既に20個近いイベントを企画・プロデュースしてきました。

また海外イベント自体の開催や企画以外にも、海外における「hololive Meet」のコンテンツや全体的なプロデュースも担当しているので、その進行管理なども担当している状況です。

Yさん:Rさんと同じ海外イベントチームなので、担当業務自体は同じです。ただもう少し補足すると、企画のみならず、イベント開催時の現場スタッフなども担う部分は特徴的かもしれないですね!

──そこまで幅広く担当してるんですね。企画やプロデュースだけではなく、開催当日の実行部隊でもあるということですか?

Rさん:その通りです。招待されたイベントなどには、もちろん先方のスタッフさんたちもいらっしゃいますが、全て同席してチェックしていますね。例えばイベント開催時の背景、会場のステージ図面、ネット回線のスピード、技術周りなどもチェックしつつ、イベントがスムーズに進むようにリハーサルから本番のダイレクションとタイムキープまで行っています。

Yさん:キューを出したりすることもありますよね!
また会場内でイベントコラボTシャツや自社オリジナルグッズを販売する時もあります。そういった際は、先方のみならず社内の様々な関係部署とも調整していますね。

──単純にイベントを企画するだけではないのですね。では苦労している部分はどういったところでしょうか?

Rさん:そうですね。仕方がないことなのですが、海外にいる方との連携がもう少しうまくできるといいなとは思っています。というのも時差の関係で、連絡がくる時間などが全然違うんです。例えばアメリカですと、日本で終業後〜寝る前くらいの時間が、向こうの始業時間になっていたりするので…!

Yさん:苦労というわけではありませんが、大変なのは、開催する国の文化やイベントのこだわりに合わせて進める必要があることでしょうか。 例えば、日本国内では常識でも、海外では通用しないこともあります。VTuber自体の認知度も、日本国内とは違いまだ完全に浸透しているわけではありません。 そのため、できることやできないことを一つずつ交渉し、実現していくための調整が、一番大変な部分だと思います。

■ タレントとファンの距離を、どれだけ近づけられるか

POPCON 2022 (韓国) にて

──海外イベントを開催していく上で、幅広い業務を担当されていますが、その中でのやりがいってどんなところでしょう。

Rさん:自分としては、タレントさんとファンの方の距離をどれだけ近くすることができたか、がやりがいになっています。入社してから、約30件以上のイベントを開催してきましたが、成功するたびに、より新しいことに挑戦できるようになってきました。YouTube配信ででもできること、ではなく、リアルイベントだからこそ実現できること、にフォーカスして開催していって、どこまで限界をプッシュできるかに挑戦したいと思います。

Yさん:私はやはり、現地の熱量を肌で感じられることですね。
タレントさんの普段の配信活動ではファン個人と直接やりとりをすることもあまりないですし、ファンの方の反応を見ることもないのかなと思います。ですが、リアルイベントだと嬉しすぎて号泣している人がいたり、「このような機会をくれてありがとう!」と言っていただける方がいたりと、リアルな反応を見ることができるのが、やりがいに繋がっています。

Rさん:あとはやっぱりコンテンツの規模感が大きいことですかね。カバーに入社する前もイベント系のお仕事の経験はあったのですが、ここまで反応を感じられることはあまりありませんでした。今は大々的なプロモーションを行うことができたり、その上でファンの皆さんの反応を知ることができるので、とても楽しいです。

■ スピード感を持って、新しいことをやり続けられる

Anime Boston2022にて

──海外イベントチームにいるみなさんが、大事にしていることってなんでしょうか?

Rさん:これは海外事業本部全体に言えることかと思うのですが、言語力と異文化の知識のほか、スピードを大事にしています。業務をこなすスピードという点でもいえますが、VTuber業界が進化していくスピードも早いです。同じことをやり続けるのではなく、常にパイオニアとして新しいことをやり続けなくてはいけない、と思っています。

Yさん:私としては、ファンの方もタレントさんも楽しんで参加できる、という点ですね。
イベントにきていただいている以上、ファンの方に楽しんでもらう、というのは絶対に達成したいことですが、それと同じくらい参加されるタレントさんにも楽しんでほしい、と思っています。
リアルな場で、ファンの方もタレントさんも普段できないような交流をする。そんな場所を多く生み出したいです。

Anime Festival Asia(シンガポール)にて

──ここからは本部長であるMさんにもお聞きしたいのですが、これからどんな人に入社してほしいと思いますか?

Mさん:海外事業本部で必須のスキル、という観点でお話すると、まずは当然語学力が必要です。
現在海外事業本部では、半分以上が外国籍の社員となっていますし、何より海外でのイベントや、海外のファンの方に喜んでいただくためにも、海外におけるVTuberファンコミュニティへの高い理解が必要です。

また先ほどRさんも言っていたように、まだ海外ではVTuberの認知度も高いとは言えません。なのでもっとVTuberという文化自体を広める、そしてその最先端にホロライブプロダクションというブランドがある、という形を目指すためにも、常に新しいことにチャレンジしていくような人がいいかと思っています。

──これからどんな本部にしたいと考えていますか?

Mさん:よく海外事業本部は海外タレントさんのみを取り扱う部署、だと誤解されていたりします。そうではなくて、日本にあるこんなにも素晴らしいVTuber文化の認知を海外でも広めていきたいと考えています。

そしてホロライブプロダクション、カバー株式会社が、その業界の最先端になれると信じていますし、そうなるように今後も様々なイベントや、海外事業本部としての活動を広げていきたいと考えています。

──本日はどうもありがとうございました!

今回は海外事業本部について伺いましたが、いかがでしたでしょうか?
今後も海外事業本部のトピックスについては、多く取り扱っていけたらとお話を聞きながら感じました!また海外事業本部では、中途採用も行っています。興味をお持ちいただけましたら、以下からのご応募、お待ちしております!


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